オオヨシキリ2023@横浜市港北区

恒例となりつつあるオオヨシキリの「ギョギョシギョシ、ゲシゲシゲシゲシ」という声がいろいろな所から聞こえてきます。恩田川ではあまり姿を現さず、茂みで「ギョシギョシ」言っていますが、

こうしてみると地味な鳥ですが、鳴き声のインパクトは強いです。
オオヨシキリ他動画でどうぞ
オオヨシキリのバックに「ヒッヒッヒッ」とセッカの声も。セッカは声はすれど姿は見えず。動画の後半では、カルガモの羽繕い、スズメの幼鳥の様子、ホオジロの囀り(と言いつつヒヨドリの声にかき消されていますが)も収録しましたので、ぜひ最後までご覧ください。

目立つ場所です。
カッコウに托卵されると言われますが
カッコウを見ることはかなりレアなみどりの鳥地区ですが、ホトトギスは結構います。カッコウはオオヨシキリに托卵すると言いますが、一部では、オオヨシキリは、カッコウの卵を見分けられるようになり、托卵の成功率は下がっていると言う見方もあるようです。
いずれにせよ、托卵はなんとなく、難しい気がしますが、托卵される側の野鳥が増えないと、托卵する側の野鳥も増えにくいのではないでしょうか?

ちょっと移動しましたが、目立つところでの囀りは続いていました。
オオヨシキリ基本情報
- オオヨシキリ 漢字:大葦切、大葭切 英名:Oriental Reed Warbler
- スズメ目ヨシキリ科ヨシキリ属
- 夏鳥(九州以北の河川、河原、湖沼などの主に葦原)
- 全長:18.5cm
主な特徴
雌雄同色で体の上面は薄い褐色。白い眉斑があるが個体差がある。冠羽を逆立てる。上嘴は黒、下嘴は薄黄色もしくは肉色。嘴の中は「赤(オレンジ)」色とされ、一回り小さいコヨシキリは「黄」色。
名の由来は葦の茎を切り裂いて中にいる虫などを食べることからだが、実際にはあまり葦を切っている姿は見たことがない。普通に昆虫類を捕らえて食べていることが多い。
初夏にやってきて、最初は草むらに隠れて控え目に鳴いているが、徐々に枝先や葦の先端などで、「ギョシギョシ、ギョギョシ、ゲゲゲ、キチキチキチキチ」などと騒々しく鳴くようになる。夜も鳴くことがあるとされる。その鳴き声から「行々子」という別名も。