トモエガモ@横浜市青葉区【動画あり】

まずは恒例の貯水池の様子です。今シーズンもオシドリ、たくさんやってきているようです。お話では100羽近いのでは?とも。

しかしながら、今回はオシドリのエントリーではありません。そう、何やら違うカモが混じっているからです。
トモエガモ雄〜動画でどうぞ
たくさんいるオシドリの中に1羽だけいました。オシドリより一回り小さいですが、自然と溶け込んでいます。

この時は早朝でちょっと暗く、はっきりと映すのが難しかったです。

派手なオシドリの中にいると地味ですね。目立つのはやはり顔のグリーンです。

以前のエントリーでも紹介しましたが、
トモエガモの名の由来「巴模様」とは?

トモエガモの名の由来である、巴マークとはこれです。これは三つ巴で、2つとか4つとか、他にもマガ玉の形が違うやつなど様々なバリエーションがあります。顔のグリーンとクリーム色、灰色を白い線で分けたような模様の形がこれに似ている!というわけです。古代人は着目点が違いますね。

オシドリと一緒に1羽だけで越冬するのでしょうか?

それとも、立ち去ってしまうでしょうか? それかもっと仲間が来たりして。

ちなみに雄はもっと肩羽が伸びて、笹の葉のように垂れ下がるのですが、こちらの個体はそうでもありません。若鳥?

後頭部のXが見えないかなーっと。
トモエガモ基本情報
- 名称:トモエガモ 漢字:巴鴨 英名:Baikal teal
- カモ目カモ科マガモ属
- 冬鳥:日本海側では多く見られ、太平洋側では少ないが近年は群れるスポットも散見される。みどりの鳥地区では群れは見られない。
- 全長:40cm 翼開長:65〜75cm
主な特徴
雄の顔はクリーム色と緑、黒で分かれ巴模様のように見える。頭頂から嘴は黒で、眉斑から後ろに後頭部まで伸びる白い線は、後ろから見るとクロスしてXに見える。体上面は、茶褐色で、肩羽の一部が長く笹状に垂れ下がる様は美しい。体側面は青灰色で縦に白い線が入る。胸部はうすい赤褐色で、黒褐色の点々がある。雌は全体的に褐色、または赤褐色で、嘴基部に白い斑がある。翼鏡は緑。
主な行動
湖沼、水田、河川などで藻や植物などを食べるが、どんぐりや植物の種子なども食べる。鳴き声は低い声で「クオ、グッグッ」などと鳴く。大きな群れでいる。かつては食用として大変美味とされていたが、現在は絶滅危惧II類 (VU・環境省レッドリスト)。
おまけのオシドリ

この場所は以前から、オシドリが越冬しにやってくる場所として有名になっております。今年もたくさん来ているようで、地元の人は100羽近くいるのでは?とも。
みどりの鳥様
オシドリのいる調整池の近隣に住んでいます。2023年大晦日には、トモエガモ雌が1羽いました。一周り小さいのですが、オシドリ達に馴染んでいました。
雄がいた事は知りませんでした。びっくりです!!
2022年12/17には、恩田川にコガモ達に紛れて、トモエガモ雌1羽がいました。翌日には飛びたってしまいましたが……
近隣の鳥達の様子がわかり、楽しく見せて頂いています♪
情報ありがとうございます。恩田川にも居たのですね。トモエガモなかなか神出鬼没ですね。これからもよろしくお願い申し上げます。