ハジロカイツブリ@新横浜公園
新横浜公園はカンムリカイツブリがよくやってくるのですが、今シーズンはハジロカイツブリが登場しました。11月初旬からやってきているようです。
特徴は虹彩の赤色でしょう。冬羽の状態で、似ているミミカイツブリも同じように赤い目です。頭の形や目の位置、嘴の剃り具合などが判断ポイントのようですが、遠目には難しいでしょう。
ハジロカイツブリ動画
図鑑にはあまり鳴かないと記述がありますが、動画の40秒あたりでは鳴いています。ちょっと高めの声で「フィッ」や「フィーッ」と鳴くようです。動画の後半にはタシギなどのおまけ映像も入っているのでぜひ最後までご覧ください。
葦原の近くで休んでいるコガモの近くに行きました。ここで、ちょっと休憩していました。
私が観察している時な潜りませんでしたが、潜水はもちろん得意で、海などでは一斉に群れが潜る姿が見られるようです。
ハジロカイツブリ基本情報
- 名称:ハジロカイツブリ 漢字:羽白鳰 英名:Black-necked Grebe
- カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属
- 全長:31cm 翼開長:約56〜60cm
- 冬鳥(北海道では旅鳥)
特徴
虹彩が赤。黒褐色の嘴は、わずかに上に反っている。夏羽は特徴的で、目の後ろに金色の目立つ飾り羽が現れ、全体的に体も黒っぽく、赤褐色も混じり濃い感じになる。冬羽は飾り羽はなく、頭部は黒褐色、顔や頬は白。身体上面は黒っぽく、下面は白いが遠目には全体的に灰色に見え、さっぱりした感じ。次列風切が白く、これが名前の由来。雌雄同色で、似ているミミカイツブリとは、目の位置や嘴の色や剃り具合などが判断ポイントになる。
行動
冬鳥で全国の湖沼、沿岸、港などに飛来する。群れで潜って追い込み漁をする。なかなかユニークなディスプレイを行う。
ハジロカイツブリの夏羽は目の後ろに鋭い金色の飾り羽が現れ、カッコよく非常に特徴的です。その姿が見られるのは旅立つ直前です。
新横浜公園ではカモ類が勢揃いしていましたが、たまにこうやって珍しい野鳥が現れるのが楽しいです。そして何より観察しやすいのもいいですね。
ぶるぶるしていました。横浜では、みなとみらいや山下公園、金沢区の方の海での目撃が多いようです。
ちなみに、ここに掲載されている写真は、2023年11月23日と25日に撮影したものが混じっています。