メジロ@梅
これを撮影した日は、春一番が吹き荒れて大荒れ荒れの後の快晴の日で、気温も20度近くまで上がりました。そしてメジロがせっせと梅の蜜を吸っていました。
梅に夢中なのか、かなり近くでも逃げずに蜜吸いまくっています。もう河津桜も咲いて、メジロには嬉しい季節になってきたのでしょうね。枝伝いに次々に嘴を花に入れています。このショットを見るとメジロも意外と鋭い目をしています。
メジロの雌雄の見分けポイントとして「お腹に薄い緑の筋」があるのが雄というのがあります。この時も2羽だったのでカップルなのでしょうが、お腹がはっきり見えて比較できるショットがないのでどちらがどちらか?一つ上のショットはお腹が見えますが、はっきりとは分からずです。
花札の梅に鳥が描かれいるのが、メジロかウグイスか?といういろいろな説がありますが、ウグイスが梅の花に留まっている所を見たことがないですし、ウグイスはそもそも「いわゆる緑色」ではありません。
そうなると、梅にまとわりつく小鳥はやはりメジロしかないと考えてよいでしょう。昔からメジロとウグイスはよく間違われますが、実際には生態も容姿も全く違う鳥です。
この梅や河津桜にまとわりついて夢中でメジロが蜜を吸っていると「春」が来たというイメージになるわけです。ただこの後寒の戻りがあったりするので、まだまだ冬鳥は旅立ちませんが、早いものでもう2月中旬。
人間の世界ではバレンタインデーなので、野鳥もヒトも甘いものに魅かれる日となりました。