カルガモ雛1羽@恩田川
ちょっと離れていたので気づくのが遅かったのですが、カルガモ親子です。が、雛が1羽でした。
雛の段階で1羽となると何があったのか気になりますね。カルガモは卵の時点で10〜12くらいと言われています。そこからどんどん生存競争に晒されるのですが、成鳥になる割合は環境に寄るところが多そうです。
確かにカルガモファミリーを見ていると結構みんな大きくなってるじゃないですか、と行った例もあります。なんとなくみどりの鳥地区では半分くらいが成鳥になっている気がします。もちろん成鳥になっても猛禽類に襲われる可能性もあります。
恩田川では、雛の大敵は、カラス、ヘビ、猫でしょうか? ヘビが河原にいたところを目撃したことは何回もあります。また猫が河原に降りているところも数回目撃しました。しかし、今時猫は雛なんかを捕えるよりも、人間に餌をもらった方がよほど楽なので、やはりカラスか、ヘビでしょうか?猛禽のリスクもありますが、少ない出現率や、カラスからの激しいモビングによって、なかなか恩田川には近寄れないはず。
それと、近年は人も大敵になっているようですね。親子が可愛いのがパンなどをあげたりしてしまうようです。餌をあげると親鳥は雛そっちのけで餌に夢中になってしまいます。仮に雛が人がやった餌を食べたとしても、その後の影響は考えれば分かりそうなものです。いろいろなサイトで言われていますが、野生動物に餌をやることはあらゆる局面に置いてダメです。子供に学校で教えてもらいたいものです。そうすれば、親やじいじやばあばが餌をあげようとした時に制止するはずです。じいじやばあばに「ダメ出し」できるのは孫だけです。
話がそれましたね。雛を見ていると結構早く歩く?というかが走る?ことができますよね。親から離れて、気づいて瞬発的にダッシュしているところをよく見ます。軽いからか水面を走っているようにも見えます。このダッシュ力があれば、ヘビや猫はかわせそうですが、そこは野生の世界。きっと気づかれないように近づく技を持っているのでしょう。
映像もちょっとだけですが、アップしておきます。
こちらは近くで寝ていた別の個体。雄でしょうかね?ぐーぐー寝ていました。この草のベッドは快適なんでしょうかね?