オオバン@地上を歩いて草を食べる
オオバンです。丸っこいです。鶴見川鴨居近辺です。みどりの鳥地区では「増えているなぁという感覚」はあるのですが、他地域でも観測結果として明らかに増えているという事例が報告されているようです。
オオバンの好きなものは水草や藻ですが、このように陸に上がって普通に生えている草もちょいちょい食べているようです。「植物食傾向の強い雑食」と図鑑で説明されています。オオバンが好む水草が増えているのでしょうか?
オオバンの特徴である、弁足です。カイツブリの足も似たような構造です。
谷本川と恩田川が合流する地点に、都筑水再生センターがあり、そこの水門近辺でオオバンが20〜30羽近い群れでいるところを何回か見かけたことがあります。ここはカワウもたまに群れているので、何かと水生生物が集まる要素があるのではないかと予想されます。
おっとこちらを見ています。いずれにせよみどりの鳥として観測し始めた頃よりも頻繁に、そして恩田川、谷本川、鶴見川流域のいかなるところでも散見されますオオバン。白い額板と嘴、赤い目、黒い体と、「赤黒白」の3色を有すると書くと、何か高貴な感じがしますが、実際にはぷかぷか浮かんでたまに潜って草を食べまくっている丸っこい鳥でございます。