ヒヨドリ@桜〜鶴見川

空が曇天だったのですが、白バックに桜のピンクが生えますね。ヒヨドリさんが蜜を吸っていたのでご紹介します。※なお元写真は全てもっとアンダーですが、明るく加工しております。

ヒヨドリ桜の蜜を吸う
美味しそうに桜の蜜を。桜マスターではないですが、早咲きなのとピンクが強いので、カンヒザクラ(寒緋桜)かと思います。ソメイヨシノなどに比べて一足早く満開です。

花粉が嘴についているヒヨドリさんが見れるのはこの時期だけ?でもなく、椿や夏の花もよく吸っているので、1年中花粉を媒介してくれています。

亜種ヒヨドリ
ヒヨドリにはたくさんの亜種が確認されています。亜種ヒヨドリ以外の鳴き声は比較的静かで皆留鳥とのこと。
- 亜種ヒヨドリ(北海道から九州にいる普通のヒヨドリ)
- 亜種オガサワラヒヨドリ(小笠原群島)
- 亜種ハシブトヒヨドリ(硫黄列島)
- 亜種ダイトウヒヨドリ(大東諸島)
- 亜種アマミヒヨドリ(トカラ列島と奄美諸島)
- 亜種リュウキュウヒヨドリ(沖縄と宮古島)
- 亜種イシガキヒヨドリ(八重山諸島)
- 亜種タイワンヒヨドリ(与那国島)
亜種オガサワラヒヨドリは他と比べて暗色。イシガキ、リュウキュウ、タイワンは褐色、赤みが強いとのこと。

ひとしきり蜜を堪能して、この後飛び去りました。
ヒヨドリ基本情報
- ヒヨドリ 漢字:鵯 英名:Brown-eared Bulbul
- スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属
- 全長:27cm〜28.5cm 翼開翼:40cm 体重:65g
- 留鳥(一部では漂鳥・ほぼ全国どこにでも見られる)
主な特徴
大きく高い声で「ヒーヨ、ヒーヨ」と鳴く。これが名の由来とされる。雌雄同色で、額から後頭部にかけて羽がツンツンしている。全身は灰褐色で頭部は明るいシルバーに近い。頬から首にかけて赤褐色の部分がある。羽は暗灰褐色で、腹部には白っぽい班がある。虹彩が茶色で嘴と脚は黒い。尾が長く、典型的な波状飛行で、甘いモノ好きとしても有名。
おまけのベニマシコ
帰りに見た新横浜公園のベニマシコです。記録程度に。