セッカ@初夏の田んぼ【動画あり】
セッカにこの時期に出会えました。いつもはもう少し遅め、秋のはじめというか夏の終わりによく見るのですが、基本はみどりの鳥地区では漂鳥なので、立ち寄っているのかも知れません。もしかしたら観察不足で、留鳥でいつもいるのかも知れませんが…。
セッカ動画も撮れました
枝先に留まって「チュチュッ、チュチュッ」を連呼しております。動画だと尾羽下面の黒い斑も見えています。雄の特徴である口の中の黒。閉じていても「会合線」に黒があり分かるとのこと。
コチドリを追いかけてこの場所に来たのですが、「ヒンッヒンッ」と例の上昇時に鳴き声が聞こえたので、発見できました。2羽居たっぽいです。遠かったです。
スズメにちょっと追いかけられているところも見られました。巣に近づいたのでしょうか?それとも、普段見かけない奴がいる!とのことで追い回されたのでしょうか?
遠いです。
鳴くか飛ぶかすれば独特なので判断できますが、じっと枝先にいたら小さいので発見は難しいでしょう。ただ、枝先に留まる傾向があるので、田んぼなどでちょっと目立つ草や木の先っちょを狙って双眼鏡などで見てみると良いかもです。
セッカ基本情報
- 名称:セッカ 漢字:雪加、雪下 英名:Zitting Cisticola
- スズメ目セッカ科セッカ属
- 全長:13cm
- 留鳥または漂鳥として本州以南
主な特徴
スズメより小さい。頭に黒褐色の縦斑があり、喉より体下部は白っぽくやや褐色味をおびる。体上面と羽は褐色味が強く、黒い斑が目立つ。脚が長く、開脚して草などに留まる独特のポーズもする。雌雄同色だが、雄は口内が黒く、雌は肉色。幼鳥は全体的に羽色が淡く、お腹の白さも薄く褐色がかかる。
「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴きながら上昇し、「チャッチャッ、チャッチャッ」と下降して草の先や枝先に留まる。この時の飛び方はジグザグ、波状飛行っぽく不規則に見える。チガヤやススキのある平地や草原などを好み、みどりの鳥地区では開けた田んぼや河原に現れることが多い。