キアシシギ@横浜市緑区2022
恩田川ではしばし見られなかったキアシシギ。写真と情報を提供いただきましたのでご紹介します。当サイトでは久々の登場です。
おそらく毎年来ているのでしょうが、あまり遡上してこないようで、鶴見川では目撃があります。いや、目立つ鳥ではないので人知れず恩田川にも毎年来ているのかも知れませんが…。
もし、谷本川でも目撃された方がいたら情報をご提供ください。今回は中洲での目撃とのことですが、なんとなく、河原があり、水の流れが少し強めのところが好きみたいです。
カムチャツカやアラスカから、繁殖地である東南アジアやオーストラリアへの旅の途中。行きは5〜6月、帰りは8月〜10月に日本で一休みするキアシシギ。長い旅の途中、みどりの鳥地区にやってきてくれるのは嬉しい限りです。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。
情報提供者のブログはこちら
https://hatabou.hatenablog.com/
キアシシギ基本情報
キアシシギ 漢字:黄足鴫 英名:Grey-tailed tattler
チドリ目シギ科キアシシギ属
旅鳥として干潟、河口、河川、岩場、水田など
全長:25cm
主な特徴
その名の通り目立つ黄色い足が名前の由来。しかし、他のシギも結構黄色い…。雌雄同色。全体的に灰褐色で夏羽は胸から腹部にかけて灰褐色の横斑が目立つ。この部分の冬羽は白灰褐色。過眼線が黒で、アイリングと眉斑は白。嘴は全体が黒で下嘴基部が黄色。飛ぶと白い羽縁が目立つ。
主な行動
尾を上下に振りながら、水辺を歩き周り採餌する。ピィー、ピピピピなどと鳴く。春は4月から5月に見られ、100羽を超える群れになることもあるとのことだが、みどりの鳥地区では、5月に数週間くら立ち寄り、群れを見ることはない。