イソヒヨドリ雌@鶴見川と恩田川の合流店付近
イソヒヨドリがかなり近くに来てくれたという写真をご提供いただきました。場所は恩田川と鶴見川合流地点付近とのことです。
羽の鱗模様が綺麗ですね。イソヒヨドリは雌も囀るとのことなので、これからの季節はキレイな声が聴けるでしょう。みどりの鳥地区では、駅の近くなどでも見られ、営巣もしていると考えられます。
海の岩壁に見立てて、大きなコンクリートのビルなどが好まれるようです。情報提供者によると、この時は、こちらを恐れず距離1m位まで来てくれたそうです。
都会暮らしが進み、人馴れもしてきているのでしょうか?
新横浜公園で見た別個体
ここから下は、2023年12月30日に撮影したイソヒヨドリの雌(若鳥かも)です。留鳥なので1年中見られます。
嘴が結構長くてしっかりしており、先端が少し鉤爪っぽくなっている個体もいます。
ここに留まっていました。
イソヒヨドリ基本情報
- イソヒヨドリ 漢字・磯鵯 英名・Blue Rock Thrush
- スズメ目ヒタキ科イソヒヨドリ属
- 留鳥または漂鳥として全国の海岸、河川、港、都市部など
- 体長:23cm
主な特徴
雄は頭部から背、胸、羽はターコイズブルー。雨覆の一部と風切羽は濃い黒紺。腹から下尾筒は赤褐色で、目立つ綺麗な色合い。雌は地味で全身が灰褐色で、鱗のような斑がある。嘴と脚は黒。幼鳥から第一回冬羽時には雨覆の先に白斑がある。
「磯」とついているが、近年内陸部、都市部での目撃例が増え、生息域が広がっている傾向がある。ヒヨドリと名前についているが、分類上はヒヨドリとは関係ない。亜種アオハライソヒヨドリは全身がほぼ青い(迷鳥)。
囀りは「ヒーチョヒーヒョーヒョーチー」などと、複雑でカナにするのが難しいが、なかなか澄んだ声で美しい。地鳴きは「フィッフィッ、カカッ」などとジョウビタキに似る。
この投稿は情報提供者による写真と内容で構成しています。