イソヒヨドリ@横浜市十日市場付近の畑

イソヒヨドリがみどりの鳥地区に登場です。いくつかの目撃情報はありますが、たまに「こんなところに?」というところに現れます。今回は十日市場近くの畑です。
名前にはイソが付いているので、主な生息地は磯かと思われますが、下の写真の通り畑にも現れるということで。

畑をバックにイソヒヨドリ
雌も細かな模様があり独特なのですが、雄はこのように鮮やかな紺とレンガ色の留鳥です。なので基本は1年中見ることが出来ますが、その名の通り、沿岸部が生息地としては基本ですが、内陸部への進出も観察されています。

ダークブルーの背中と雨覆と風切羽には黒が入ってきます。なので後ろ姿は写真のように地味です。全長は23cmとヒヨドリ大ですが実際には尾がヒヨドリの方が長く少し大きいです。

似たような大きさと行動から、ツグミ?と一瞬思いました。両足を揃えてぴょんぴょん跳ねる動きなどはツグミっぽいです。一番下に動画があります。ヒヨドリはあまり地面に降り立ちませんね。

真横ショットです。畑に降り立ったり、このように杭の先端にとまったりと比較的人目を気にせず行動しておりました。地面に降り立った時は採食していたようです。この姿勢からもツグミっぽいですが、実際にはヒタキの仲間なので、地面採食時は確納得できます。

こちらを見ています。主に昆虫を食べるということなので、地面に春を察知した虫が出てきたのかもしれません。この日は春到来を思わせる気温だったのでホトケノザも手前に写っており、なんとなく春ショットになっています。一番上の写真にも見える小さな虫もたくさん飛んでいました。
間近だったのでイソヒヨドリ動画もアップ
動画もどうぞ。内陸部への進出はみどりの鳥でも確認されており、これより上流の長津田近くでも確認されています。谷本川でも確認されており、すごく珍しいとまでは言えない出現率のイソヒヨドリでした。