セグロカモメ@風で羽が乱れる

セグロカモメです。カモメというと海を想像するかもしれませんが、冬になると河川を遡上してみどりの鳥地区(横浜市北部)までやって来ます。

いつもいるカモ類や、コサギ、カラスなどは水鳥としてやってくるこの最大級(サギ類は置いといて)のセグロカモメに楯突くことはできません。なのでやってくるといつも堂々としています。
おや?羽が?

風が上流から吹いて来て、羽が寝癖みたいになっちゃっているので面白いので連写です。通常鳥は、風上を向いて留まります。これは羽が風でバサバサならないためで、鳥たちが皆同じ方向を向いて留まっている理由でもあります。風がない日はランダムに向いているかもしれませんが…。

うーむ、セグロカモメともなると多少風で羽がめくれようと気にならない!?

大型カモメ類に良く見られるのは、この下嘴のちょんと赤い部分です。頭部から胸にかけて少しグレー褐色の斑が見られますが、これは冬羽で夏は真っ白になるとのこと。夏の頭部が真っ白なセグロカモメをみどりの鳥地区で見ることは難しいでしょう。4月くらいまでいてくれれば…。
以下は別日に撮影したほぼ同じ場所のセグロカモメです

もしかして上の写真と同じ場所?同じ個体?
何れにせよ、恩田川の少し開けた流れの緩やかなところで休んでいます。ちょっと前に谷本川から下ってきて、合流地点で恩田川を上っていくセグロカモメを目撃しました。また鶴見川でも大きな河原で休んでいるところを冬場は良く見ます。

この時も堂々と、悠然と。飛んでいる姿も大きいだけに目立つセグロカモメでした。