ホオアカ@横浜市緑区2024

チッという小さい声が聞こえたので、見回したら居ました。場所はここのところ毎年見られている、中山〜十日市場間の田んぼです。
ホオアカ横浜市緑区の田んぼ

草むらにいましたが、時々先っぽに留まって姿を見せてくれました。確認できたのは3羽でした。草むらにすぐに引っ込んでしまうので、実際にはもっと居たかも知れません。

ホオアカは繁殖期は高原などの高地に移動します。そこでは目立つ草のてっぺんなどで囀ります。ただ、みどりの鳥地区では囀りは見られないので、こんな風にいいところに留まってくれると嬉しいです。

喉から首周りの模様が、よく見るニットセーターなどの、求心柄(フェアアイル)模様に見えるのは私だけ?
ホオアカショート動画
ここにしばし留まってくれたので動画も撮れました。頭の羽をちょっと立てたりしている様子が動画で分かります。

写真だとアイリングの白が目立ちますが、ここはコホオアカの特徴として図鑑ではよく紹介されています。

やっぱりセーター着ているみたいに見えません?

ホオアカ基本情報
- ホオアカ 漢字:頬赤 英名:Chestnut-eared bunting
- スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
- 全長:16cm
- 漂鳥または留鳥(東北以北では夏鳥)
主な特徴
赤褐色の頬が名前の由来となっている。頭部は灰褐色で細かい黒斑があり、夏より冬は赤褐色の部分は薄まり、全体的に褐色味が強くなる。胸には黒い特徴的な模様と、茶褐色の斑がある。体下面は白い。上嘴は灰褐色で下嘴は肉色。足は鈍いピンク色。雌雄ほぼ同色だが、特に夏羽の雄は喉の模様や頬の赤、全体がはっきりしてくる。
主な行動
みどりの鳥地区では、冬場のひらけた田んぼなどに良く現れる。小群で地上に降りて採餌したりしている。囀りはホオジロに似るが「チッチョピ、チチチ」など鳴き、ホオジロほど複雑ではない。地鳴きは小さく「チッ、チチチッ」などと鳴く。よく似ているコホオアカ(レア鳥)は頭部が茶褐色でひとまわり小さい。