ホオジロ@梅田川遊水池
居る時は居るホオジロ雄です。梅田川遊水池の近くで地鳴きをしていました。ホオジロは見ての通り「ホオグロ」ですが、ヒゲのように目立つ白い部分と、目の上の幅の広い白いラインからか、ホオジロと命名されました。
ホオジロ
分類:スズメ目ホオジロ科
全長:約16.5㎝
留鳥として全国で生息する。北海道では少ないものの夏鳥。みどりの鳥地区では、河川の近く、田畑の近く、市民の森、たまに市街地などでも見られます。植物の種子や昆虫などを食べます。
囀りは高い枝や、木の先などの目立つ場所で、口を大きく開けて「チョピーチリーチョチーチチョチョ」と言葉にするのが難しいのですが、間の取り方は似ていて、ホオジロとすぐに分かるのですが、アレンジは個体差によるところが大きいです。故に「一筆啓上仕り候」をはじめとする聞き做しも種類が多いのだとか。
この場所でチチッとしばし鳴いていました。ホオジロは雌が抱卵するそうですが、その間雄は雌に給餌はしないとのこと。ただ、雛には餌を与えるようです。
ホオジロはカッコウに托卵されるということですが、みどりの鳥地区ではカッコウを見ることはほとんど出来ません。よって托卵されることもないでしょう。
ツチグリ(おまけ)
おまけで三保のツチグリ。もう胞子袋に穴が空いています。ツチグリのクリ(袋)の部分には胞子がたくさん入っています。その胞子を煙のように放出するのですが、まさにこの空いている穴から放出したのでしょう。