トビ飛翔@横浜市港北区
彼方から接近してくる猛禽。野鳥の姿が少ない暑い夏の空を滑空してきました。場所はトビをよく見る新横浜公園です。
早いですね。もうこの大きさ、そしてブレるという。トビでした。
拡大して明るくしたらカッコイイ顔が見られるかなと思いましたが、ブレブレ。
上空通過!
逆光状態へ。
「鳶が鷹を生む」とは?
諺で、「鳶が鷹を生む」というのがあるのですが、意味は「平凡な親が優れた子を生むこと」を例えて使うそうです。
トビもタカの仲間ですが、なんとなくこの諺はトビに失礼な例えな気もします。とはいえトビは確かにいわゆるスカベンジャーで、一部の人々からは「卑しい鳥」というイメージがあるそう。
動かない獲物を狙うトビが、オオタカのような華麗なハンティングをするカッコいい猛禽を生み出す=平凡な親から優れた子が生まれるという例えのイメージは分からないでもないです。
あっという間に、この遠さになりました。
トビも十分カッコ良く、優秀なタカの仲間ですよね。。逆の例えで「トビの子、タカにならず」とも言うそうで、やはりこれもトビにとっては不名誉な感じがします。
トビ基本情報
- トビ 漢字:鳶 英名:Black Kite
- タカ目タカ科トビ属
- 全長:雄59cm 雌68cm 翼開長:157〜162cm
- 留鳥、漂鳥としてほぼ全国
主な特徴
大型の猛禽類として身近な存在。全体的に茶褐色。身体下面は縦の褐色斑があり、幼鳥は白っぽくさらに目立つ。外側の初列風切り基部が白く、飛んでいる姿を下から見ると白斑となって目立つ。虹彩は暗褐色。雌雄同色。翼指は6枚。尾羽がバチ状になる。空中で凧のように羽ばたかずにほぼ静止する(ハンギング)、もしくはゆるやかに移動する飛行法が得意。「ピーヒョロロロ」と鳴く。