リュウキュウサンショウクイ@三保市民の森
![サンショウクイ](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2022/03/DSCN7123-1.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
サンショウクイをまた見ることが出来ました。前回は四季の森公園で、今回は三保市民の森。それぞれの場所は直線で2km程度離れています。途中にも森が多いこの地域は、野鳥たちにとっては移動しやすい環境でしょう。
またまた亜種リュウキュウサンショウクイ
![サンショウクイ後ろ](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2022/03/DSCN7124-1.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
この写真だと「黒い鳥」にしか見えませんね。
とはいえ、サンショウクイはそんなに多く見られる野鳥ではありませんが、近年目撃例が増えてきている傾向があります。ちなみに、この時期なので、亜種リュウキュウサンショウクイと思われます。
![サンショウクイ](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2022/03/DSCN7129-1.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
ピンボケですが、額の白の領域が亜種サンショウクイはもっと広い、とのことで亜種リュウキュウサンショウクイです。そして亜種サンショウクイはみどりの鳥地区で見ることはできないのでしょうか?(調べると数は少ないですが、全くないということは無さそうです)
![サンショウクイ](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2022/03/DSCN7128-1.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
胸の部分に灰色味が確認できます。亜種サンショウクイは個体差はあるもののここは白です。いくつかの公園や市民の森などで目撃はあるものの、この亜種リュウキュウサンショウクイの方がメジャーになりつつありそうです。
サンショウクイは、蜘蛛の糸などを使って、苔をタイルのように貼り付けたなかなかおしゃれな巣を作ります。みどりの鳥地区でも営巣の確認ができたら良いですね。
サンショウクイ基本情報
- サンショウクイ 漢字:山椒食 英名:Ashy minivet
- スズメ目サンショウクイ科サンショウクイ属
- 全長:20cm
- 夏鳥または留鳥
主な特徴
雄は頭頂部から背中にかけてが黒から灰色で、雌は少し薄めの灰色。腮(さい)より下、腹部は白。全体的に尾が長くスマートに見える。亜種サンショウクイは、夏鳥として一部に飛来。亜種リュウキュウサンショウクイは、少し黒味が強く頭部の黒味もおでこくらいまで及び、眉班っぽく白で目立つ。