チョウゲンボウ雌@横浜市緑区
この辺りでは良く見られるチョウゲンボウの雌が、比較的長く留まってくれましたのでじっくり撮れました。
このチョウゲンボウが見ている先には田んぼが開けています。チョウゲンボウの獲物である、「ハタネズミ」。ほとんど見たことがないのですが、チョウゲンボウは狙っているのでしょう。ハタネズミの活動が活発になるのは日の出後、日の入りの3時間くらいだそうで、チョウゲンボウもその時間帯を知っているのでしょう。
ちょっと移動しましたが、相変わらず田んぼを見つめています。
しかしこのチョウゲンボウ、頭がけっこう灰色に見えますが、最初は雄かと思ってました。それとも若鳥?
キョロキョロしています。ハヤブサの仲間独特の目の周りと鼻の黄色がカッコイイです。
おっと、滑った、訳ではないです。ちょっと羽を広げていました。
別の日チョウゲンボウ(同個体?)
以下は2022年4月30日に撮影した個体です。
突然上空に現れてこちらに向かってきました。
旋回して。目の前を通過↓
上の写真とほぼ同じ場所にやってきました。この辺りを縄張りにしている同個体と考えて良いでしょうか?
チョウゲンボウ基本情報
- 名前:チョウゲンボウ 漢字:長元坊 英名:Common Kestrel
- ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
- ほぼ全国で留鳥、または冬鳥
- 全長:雄33cm 雌39cm 翼開長:60〜78cm 体重:雄150g 雌190g
主な特徴
雄は、頭部と尾羽上面が青灰色。羽は茶褐色で点状に見える黒褐色斑がある。雌は全体的に茶褐色で灰色味は雄より薄い。羽には黒褐色の横斑(ランダム気味)にあり、が雌雄ともに目の下から頬にかけて涙のよう(一般的にはヒゲのようと説明される)に縦に伸びる黒斑。飛んでいる時の尾羽の黒帯が、雌は目立つが雄は目立たない。
主な行動
猛禽類にしてはヒラヒラと羽ばたく傾向がある。空中の1点に留まるホバリングで獲物を発見し、急降下して捕らえる。ちょっと高めの声でキィーキィーやキッキッなどと鳴く。