チョウゲンボウ@ホバリング【動画あり】
チョウゲンボウが田んぼを見つめていました。遠かったですが灰色頭が見えるので雄でしょう。
正直言ってバッチリ撮れた写真がないのですが、動画でホバリングの様子が撮れたのでエントリーとしました!
チョウゲンボウホバリング動画
すみません。オートフォーカス迷いまくりです。でもまあ、カッコいいので公開です。
ホバリング中のチョウゲンボウの眼下には田んぼが広がっています。田んぼにはドバトやムクドリがのんびり採餌をしているのですが、チョウゲンボウが上にいると分かるや否や、一斉に舞い上がります。
チョウゲンボウが急降下する時も3回ほど見られましたが、狩が成功している様子はありませんでした。
ドバトやムクドリも、まさか自分達を狙ってないよね?という感じで一応逃げとこう、ってゆるい感じでした。チョウゲンボウの狙いも、おそらく稲が刈り取られた田んぼで土が見えやすい状態での、ネズミやモグラなどの小動物を探していたのでは?と思いました。
しかしながらチョウゲンボウは強気な性格。途中ハシボソガラスに激しく追い立てられましたが…
めげずにちょっと離れたところに退避して、また田んぼを見下ろします。
しばし「どこかに留まる→飛んでホバリング」を繰り返して、楽しませてくれました。しかし、小さいとはいえハヤブサの仲間、カッコイイですね。
チョウゲンボウ基本情報
- 名前:チョウゲンボウ 漢字:長元坊 英名:Common Kestrel
- ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属
- ほぼ全国で留鳥、または冬鳥
- 全長:雄33cm 雌39cm 翼開長:60〜78cm 体重:雄150g 雌190g
主な特徴
雄は、頭部と尾羽上面が青灰色。羽は茶褐色で点状に見える黒褐色斑がある。雌は全体的に茶褐色で灰色味は雄より薄い。羽には黒褐色の横斑(ランダム気味)にあり、が雌雄ともに目の下から頬にかけて涙のよう(一般的にはヒゲのようと説明される)に縦に伸びる黒斑。飛んでいる時の尾羽の黒帯が、雌は目立つが雄は目立たない。
主な行動
猛禽類にしてはヒラヒラと羽ばたく傾向がある。空中の1点に留まるホバリングで獲物を発見し、急降下してネズミ、モグラなどの小動物や大型の昆虫などを捕らえる。ちょっと高めの声でキィーキィーやキッキッなどと鳴く。求愛給餌をする。みどりの鳥地区ではほぼ1年中見られ営巣もしている。