イワツバメ巣作り@横浜市緑区【動画あり】

今年はちょっとツバメを見るのが遅い印象がありましたが、イワツバメもちょっと遅かったように思えます。やってきてから、巣を見るとかなりボロボロ。まずは巣作り。
イワツバメ巣材を確保

泥を咥えてます。そして見ていると、集団行動で巣材集めをしています。動画も撮りました。
イワツバメ動画〜巣材集め
動画では泥だけでなく、朽ちた葉っぱも集めていました。後半はカルガモが耕す前の田んぼで、草を食べていたのでその辺りも収録。最後はハクセキレイが歩き回るところもあるので、ぜひ最後までご視聴ください。

この川縁に舞い降りるタイミングも、合わせているようです。これは、やはり集団行動で身を守っているのでしょうか?ほぼ、常に飛んでいるイワツバメからすると、地上に降りた瞬間はかなりの身の危険を感じるのでしょう。
巣作り中

巣をゼロから建築中です。まずは、朽ちた落ち葉を貼り付けているようです。地味な作業です。昨年の巣もあるのですが、新築が必要なようです。

前にあった巣は、崩れてしまったのでしょうか?コンクリートに捕まって巣作りする姿は応援したくなります。
イワツバメ基本情報
- 名前:イワツバメ 漢字:岩燕 英名:Asisn House Martin(総称?Delichon)
- スズメ目ツバメ科イワツバメ属
- 夏鳥(一部では越冬する)
- 全長:13cm
主な特徴
腰が白いのが特徴。体下部も白い。モノトーンに見えるが、濃紺と白のツートン。ツバメのように燕尾は長くなく、短く凹尾。趾(あしゆび)まで白い羽毛がある。
主な行動
「ジュリジュリ」と鳴きながら集団で飛び回り、飛んでいる虫などを捕食する。羽ばたきと滑空を比較的短い周期で繰り返す。集団で営巣するが、営巣中以外にどこかに留まっているところがほぼ見られていないので、飛びながら寝ているのでは?と考えられる。似ているニシイワツバメは日本海側でレア鳥。