ウグイス@羽をパタパタしながら移動して囀る
![ウグイスアップ](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2023/06/DSCN5442.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
春から夏にかけて存在感のあるウグイスですが、その姿をはっきり見せることは少ないです。今回は羽をパタパタさせて移動しながら、囀る様子を動画で撮れました。可愛かったのでぜひどうぞ。
ウグイス囀り羽パタパタ動画
前半はウグイスを比較的長く追いかけました。後半はガビチョウ、コチドリも登場しますので、ぜひ最後までご視聴ください。
![ウグイス後ろ](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2023/06/DSCN5438.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
白飛びしちゃってますが。
![ウグイス](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2023/06/DSCN5441.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
ウグイスの卵はチョコ色
ウグイスの卵は特徴的で、チョコボールみたいです。ホトトギスに托卵されると言われます。撮影した四季の森公園には、ホトトギスもかなり鳴いています(動画内でも声が聞こえてきます)が、やはり托卵されちゃっているのでしょうか?
![ウグイス](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2023/06/DSCN5434.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
ウグイスは国内で6亜種とされる…
亜種ウグイス | 九州以北で一般的にみられる。北海道では夏鳥。 |
亜種カラフトウグイス | 千島列島。嘴がやや長めでオリーブ色を帯びる。 |
亜種チョウセンウグイス | 中国北東部。嘴が太めでやや先端が尖る。 |
亜種ハシナガウグイス | 小笠原や硫黄列島。嘴が細長い。 |
亜種ダイトウウグイス | 奄美諸島や沖縄諸島。褐色味が強い。 |
亜種リュウキュウウグイス | 琉球諸島。※この亜種は要検討とのこと |
どれも似ていますが、鳴き方も微妙に異なるとのこと。最新の図鑑では、亜種リュウキュウウグイスは紹介されていないことも。
![ウグイスアップ](https://i0.wp.com/midorinotori.com/cms/wp-content/uploads/2023/06/DSCN5443.jpg?resize=1600%2C1200&ssl=1)
ウグイス基本情報
- 鶯(春告鳥)英名:Japanese Bush Warbler
- スズメ目ウグイス科ウグイス属
- 全長:雄16cm・雌14cm
- 留鳥または漂鳥として全国
主な特徴
雌雄同色だが、雄が一回り大きく脚や嘴も長い。薄白い眉斑と耳羽、黒く細い過眼線がある。身体上面は淡い緑茶褐色(鶯色)。身体下面は薄褐色で、脇は少し濃い。頬に細かい黒褐色の斑があり、鳴くときにちょっと目立つ。
主な行動
春先に「ホー、ホケキョッ!」とお馴染みのフレーズで大きな声で囀り、日本三鳴鳥の1種に数えられる。移動しながら囀ったり、一箇所で気持ちよさそうに囀っている場合がある。また、「キョキョキョキョ…ケキョケキョケキョケッキョ…」というように谷渡りと呼ばれる特徴的な鳴き方もする。枝の中や、草陰が好きで、明るいところや枝先に出てくることはあまりない。地味な地鳴きで、冬などに草むらから比較的大きな声で「ジャッ、ジャッ」と聞こえたらウグイスであることが多い。ホトトギスやツツドリの托卵対象とされる。卵の色はきれいな濃い茶色。