サシバ?@四季の森公園〜緑区旭区の区界上空
よく晴れたちょっと暑い日、弧を描きながら上空を飛ぶ猛禽を発見しました。撮っている時は場所的にもオオタカかなと思っていましたが、よく見てみるとサシバではないかな?と。
サシバ飛翔
上の写真を拡大しました。まずは、翼指が5枚。この時点でオオタカ、ハイタカがナシかなと。写真や動画には写ってはいませんが、カラスと近づいた瞬間がありましたが、大きさ的にもツミはナシかなと。
そしてこちらが一番鮮明(こんなんですが)に撮れてたもの。逆光とはいえ、下面がちょっと濃い色に感じます。サシバは個体差で暗色タイプというものがあり、下面がかなり暗く見えるとのこと。
上の写真を拡大して明るく加工しました。サシバのポイントである、喉の黒い1本線!が見えている?!ような気がしません?。みどりの鳥地区でサシバは秋はたまに目撃されますが、この時期だと春の渡りになるのでちょっと珍しいのでは?と思います。
サシバ?飛翔動画
動画はただ飛んでいるだけですが、スローも交えたので判断材料になればと思っています。
映像から抜き出したスクリーンショット
上の写真は横にスライド出来ます
参考までに映像から抜き出したスクリーンショットを複数枚載せておきます。何枚か羽の上面が見えることがありますが、ちょっと茶色っぽい感じがします。
もし、「他の猛禽類だ!」という方、逆に「サシバで間違いなし」という猛禽得意な方がいらしたらコメントや情報提供、何卒よろしくお願いいたします。
サシバ基本情報
- 名称:サシバ 漢字:差羽、刺羽、鸇 英名:Grey-faced buzzard-eagle
- タカ目タカ科サシバ属
- 夏鳥(九州以北本州・南西諸島の一部で越冬)
- 全長:49cm
主な特徴
雄は英名「Grey-faced」の通り、頭部の青灰色と胸部の茶褐色が目立つ。羽上面は赤褐色が多いが、灰色味が強い個体もいる。喉に黒い1本の線があり、下から見た時の飛翔時の見分けのポイントとなる。雌は頭部は青灰色味はあり、白い眉斑が目立つ。幼鳥は眉斑が目立ち、胸部は白っぽく細めの縦斑がある。
主な行動
4月ごろに繁殖地にやってきて樹上にて営巣する。他の鳥類も捕食するが、トカゲやヘビ、カエルといった両生類や爬虫類も好んで捕食する。春と秋に群れで渡り、タカ柱(上昇気流を利用して円を描くように群れで舞い上がる様子)が見られる地域もある。「ピックイー」と特徴的な鳴き方。