カワウ@羽乾燥
カワウは羽を乾燥させるために、このように翼を拡げるのは有名です。カワウの羽は潜りやすいように、水をあまり弾かないので、びしょびしょになるからです。たまにハタハタ振っている姿は愛嬌があります。
カワウは比較的大きな野鳥で、体長80cm以上になります。そのためあまり俊敏な動きができないので、飛び立つ時も助走が結構必要です。低い角度から飛び出して、しばし水面をバチャバチャしながら徐々に角度を上げ飛び立っていく姿は、ジャンボジェットが飛び立つ姿を想起させます。
ただでさえ重い体に、長い間潜って羽がたっぷりと水を含んでは、飛ぶのに支障をきたします。なのでこうやって羽を乾かすのです。この時はシャッターチャンスですが、外敵に狙われやすい時でもあります。なので、あまり邪魔しないように注意してあげたいものです。
そんなカワウも、水中での動きの素早さは天下一品です。カワウの足は「フィン」としての機能に特化して進化していますが、同じようなカモたちが出来ない、枝に留まったりすることが出来るのです(歩くのはやはり不得意)。水空両用のバランスが取れた野鳥と言えるのではないかと勝手に思っています。
名称までは分からなかったのですが、ミニヒマワリ、グッドスマイル?なんてのがあるそうです。