ツバメ@十日市場町田んぼ
今夏はあまりツバメを綺麗に撮れていなかったので飛翔中にチャレンジしてみました。十日市場町から恩田川への田んぼをバックになんとか撮れたので(トリミングしてますが、そんなに拡大はしていません!)
ツバメの尾羽にある白い模様が分かりますね。留まっているとほとんど見えないので、新鮮です。ツバメの飛翔能力の高さは様々なサイトで紹介されていますが、飛びながら寝るなんて朝飯前、敵から逃げる時の最高瞬間速度は200km/hに及ぶという、とんでもないハイスペック。この17gという小さな体でです!
弾丸のように飛び回っていますが、田んぼの上では時速30〜50kmくらいとのこと。まあ、それでも充分速いですが…。こんなのが虫に向かって突進しているのですから、虫も溜まらないでしょう。
急旋回もお手の物です。小鳥というジャンルに属しながら、これだけの飛翔能力はツバメ類だけです。ちなみにこの日は気圧も低く、湿気もたっぷりだったので、低く飛んでいました。なので、田んぼバックが撮りやすかったのですが。
虫(カゲロウでしょうか?)を捕まえてました。もちろん肉眼では全くわからず。戻って写真を見たら、咥えていました。この時期はもう第一次子育ての若鳥も飛行訓練で、第二次子育ても結構大きくなっているようです。
電線で休んでいる個体も。羽もコンパクトにたためるものですね。人間にこれだけ身近なのに、人間がジェット機でしか移動できない距離を渡ってやってきて、初秋には帰ってしまう。なんともミステリアスな野鳥だなぁ。と思いを馳せるのです。
ちなみに、中華料理などで登場する「ツバメの巣」という希少食材は、みなさんの軒下に出来ているものとはワケが違うようです。アマツバメ(主に岩場に巣を作る)の巣がそれに該当するようで、巣を壊して採取しているのか!と思いましたが、ちゃんとい利用しなくなった巣で、アマツバメは巣を再利用しないようなので、その辺は大丈夫のよです。
>>こちらのページに詳しく載っていました。
http://www.tubame-jump.com/index033.html