カルガモ@エンジェルウィング〜恩田川
以前に目撃され、他の方からも情報をいただいている羽がよじれてしまっているカルガモの個体です。コメントをいただき、エンジェルウィングという病気を見つけました。そして最近またこの個体を見かけたのでエントリーいたします。
以前のエントリーでは、羽のたたみ方がそもそもこうなのか?こういう風にしかたためないのか分からず、ガルウィングのようだと珍しさを強調した内容でした。が、「エンジェルウィング」という言葉を知って、栄養過多によって起こる病気のようで、私の調べた範囲で情報をエントリーいたします。
主に海外のサイトを翻訳して、私なりの理解と解釈ですので、全てが本当か?というと確証は持てませんが、日本語の情報が少ないので、あえてやってみます。
エンジェルウィングとは?
主にガチョウやアヒルなど家禽の水鳥に多くみられる病気であり海外のサイトでは、対処療法なども紹介されているようです。野生の個体でも発生するらしく、骨と翼の発達の差によってよじれてしまい、片方の羽の場合もあれば、両方なる場合もあるとのこと。
参考までに>>Angel wing – Wikipedia
エンジェルウィングになってしまうと基本的に飛べなくなります。水鳥に多いのと家禽であればそもそも飛べないので、致命傷にはなりにくいのかもしれません。この個体も少なくとも1年半以上は生きています。
この個体は以前はもっと羽が綺麗でした
↓前のエントリーです。文章内容が今思うとふざけていますが、このまま記録として残そうと思います。
また、泳いだり歩いたりすることはできるようなので採餌に大きな影響はなさそうです。
原因は不健康な食事?
これも調べた限りですが、食事のタンパク質と炭水化物過多によるものらしいのです。つまり野生のカルガモの食べ物では本来なりにくいはずです。
海外のサイトでは「パン」が原因ではないかと指摘されています。
確かに、パンを野鳥にあげている人はよく見かけます。小さい子を喜ばせようと親子であげている姿を見ると注意するのも躊躇してしまいます。
そしてこの個体がいる場所も、駅が近く人通りもよくあり、カモ類や鯉、スズメ、ドバトにパンを与えている人が多いのです。
もちろんこの個体との因果関係に確証はありません。また、海外のサイトの情報を私が完全に読解出来ているのかというと自信はありません。このエントリーでも専門家からすると間違っている記述があるかもしれません。
ただ、このカルガモがみどりの鳥地区で見られるということは間違いのない事実です。
参考までにこちらの方のYouTubeで紹介されているのも同じ個体です。
はじめまして、今年からみどりの鳥サイトさんサイトを拝見し撮影スポットの参考にしています。地域違いかもですが、三ツ池公園に21年4月下旬行った際、同じように片羽根だけ上に反れたまま泳ぐカルガモがいました!確かに売店があり子供らがエサを投げ入れるシーンも見たので、このエンジェルウイングなる病、そして対策を頭に入れて、次見かけたら優しく注意しなきゃと思いました。鳥好きにはいつも何処かで鳥がいてくれれば嬉しいですが、野生の子たちの営み、生態の邪魔にならないよう人間が留意しなければならないですね。
サイトをご覧いただき、コメントありがとうございます。三ツ池公園も野鳥が多いですね。エンジェルウィングは難しい問題ではありますが、なかなか情報も少ないですね。少しでも考えるきっかけになってくれればと思っています。
初めまして。
都筑区のせせらぎ公園によく行くのですが、毎回カルガモに食パンをあげているおじさん、おばさんがいます。
わざわざ与えるために毎回食パンを一袋買ってきている人もいるようです。
今のところ奇形は見かけませんが、そのうちカモたちに健康被害が出てこないかとても心配しています。
注意したいけど、私はだいぶ年下だし、専門家でもないので、強く言えず。。。
こうやってネットでダメなことを伝えても、恐らく見ない世代なんだろうと思います。
エサをあげてはいけないことを広められるいい方法があればいいのですけど。。。
コメントありがとうございます。難しいのですがパンが全ての原因かどうかの確証が持てないのと、何か動物の医科学的な論文などがあれば良いのですが、どうにも見当たらず歯痒いです。色々と情報収集して行きますので、よろしくお願い申し上げます。