セッカ@開脚ポーズ〜横浜市緑区

例の「ヒンッヒンッ」という声が聞こえたので、双眼鏡で探したら居ました。今シーズンは初夏からよく出会えているセッカです。

この暑さの中で出会える野鳥も限られているので、セッカを見ると嬉しくなり、たくさん撮ってしまいました。この時は遠かったのですが、後に近くで見ることもできました。

セッカはスズメとメジロの中間くらいの小ささですが、ちょっと背の高い草の先や目立つ場所に留まります。声を頼りに双眼鏡で見つけると良いですが、鳴いてないとスルーしそうな目立たない野鳥です。

そして!近くに留まってくれました!やはり一度はみたい開脚ポーズ。ん?これを前から見れば??結構開脚ポーズだったのは?

動画も撮れました。相変わらずの手ブレです。
セッカ開脚ポーズ〜鳴き声あり動画
動画の後半は、イソシギの羽繕いとカルガモ親子もおまけで入っております。どうぞゆるやかに最後までご覧ください。

この時は2羽いたのを確認できました。1羽が「チュチュッ、チュチュッ」と草に留まって鳴いていたところにもう1羽現れ、一瞬追いかけました。

その追いかけた方がこちらの個体で、もう1羽は飛んでいってしまったのです。冒頭の3枚の写真もちょっと離れた別の場所なので、もしかしたら3羽いたかもしれません。
ただ、場所は数百メートルしか離れていないので、移動してきた同個体という可能性も否定できません。

これからはちょくちょく見られると思います。
セッカ基本情報
- 名称:セッカ 漢字:雪加、雪下 英名:Zitting Cisticola
- スズメ目セッカ科セッカ属
- 全長:13cm
- 留鳥または漂鳥として本州以南
主な特徴
頭に黒褐色の縦斑があり、喉より体下部は白っぽくやや褐色味をおびる。体上面と羽は褐色味が強く、黒い斑が目立つ。脚が長く、開脚して草などに留まる独特のポーズもする。雌雄同色だが、雄は口内が黒く、雌は肉色。幼鳥は全体的に羽色が淡く、お腹の白さも薄く褐色がかかる。
「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴きながら上昇し、「チャッチャッ、チャッチャッ」と下降して草の先や枝先に留まる。この時の飛び方はジグザグ、波状飛行っぽく不規則に見える。チガヤやススキのある平地や草原などを好み、みどりの鳥地区では開けた田んぼや河原に現れることが多い。