ハッカチョウ@横浜市緑区

最初は逆光でした。ハッカチョウがよく見られるスポットとして定着している鶴見川の遊歩道です。この時は最低でも6羽いました。

シルエットが特徴的なので分かりますね。

太陽を背に回り込みました。嘴は先から基部にかけてグラデーションで濃くなっているのが分かります。

ちょっと羽を広げると、例の風切羽の白い部分が見えました。
特徴の風切羽基部の白い羽

白いところを見せてくれているかのようなポーズ。

決めのポーズって感じです。こう見るとなかなか独特な野鳥ですよね。外来感があります。
ハッカチョウ〜ショート動画もどうぞ【鳴き声あり】
ちょっと鳴き声を収録できていますが、この鳴き方で仲間同士確認していた感じです。この鳴き声の他にもいろいろな声を出します。ムクドリよりもレパートリーは多いですね。飼い鳥としての人気はこの鳴き声なんでしょうか?

そして、幼鳥も確認できました。
ハッカチョウ幼鳥

上で紹介してきたのとは、別にこちらのクルミの木に3羽。

ちょっとスッキリした感じなので幼鳥です。幼鳥の特徴は、冠羽がない、嘴や虹彩の色が薄い、などが挙げられます。

飛んで別の場所に移りました。こちらは幼鳥で間違いないかと。営巣してるのは確実ですが、年々なんとなくちょっとづつ増えている感じがします。あくまでも「感じ」です。

こちらは成鳥で、飛んでいるところ。
ハッカチョウ基本情報
- 名前:ハッカチョウ(漢字:八哥鳥 英名:Crested myna)
- スズメ目ムクドリ科ハッカチョウ属
- 全長:約27cm(ムクドリよりちょっと大きくちょっとスラッとしている)
- 原産地:中国南部・東南アジア
- 日本には点在しており留鳥になりつつある
主な特徴
外来種。江戸時代に飼い鳥として移入されたという記録もある言う。国内にいるのは籠抜けで定着したものとされるが、鹿児島県や与那国島などは飛来した可能性も捨てきれない。体、羽は黒で雌雄同色だが、雄がわずかに大きいとされる。嘴は薄黄色、虹彩、足はオレンジ。特徴的な冠羽(上嘴基部のモジャっとした羽)がある。初列風切基部、初列雨覆の一部に白い部分があり、飛ぶとよく目立つので識別ポイントになる。幼鳥は冠羽がない。
主な行動
ムクドリの仲間で似ていて、一緒に行動することもある。緑の鳥地区で見られる小群はハッカチョウ同士でまとまっていることが多い。主に昆虫を食べるが、木の実なども食べる(海外ではカラスのように人間のゴミを漁ることもある)。日本では局地的に繁殖・定着していて、横浜市内でも点在している。