オオタカ幼鳥@新治市民の森

新治の朝。何やら枝先に姿勢の良い鳥が。猛禽類は確定ですが、遠かったのでオオタカかな〜?っと。冬の低い朝陽を浴びているので写真は赤っぽくなっています。

まず胸からお腹にかけて、縦斑が目立ちます。
オオタカ幼鳥

そして眉斑があるのも分かります。虹彩は朝陽を浴びているとはいえ黄色でしょう。オオタカ幼鳥という判断です。雌雄まではちょっと分からず。猛禽マスターの方が見てらしたらご意見いただければと思います。

正面向いてくれました。飛ぶかな、と思って少し待ちましたが、ここにずっと居ました。

カラスも来る気配なく、ゆっくりと朝陽を浴びて、狩へのスタンバイでしょうか。

引いてみるとこんな場所です。目立ってました。
別個体ハイタカ?

オオタカ幼鳥を見た場所から離れて、100mくらい行った場所でまた猛禽類の飛来を確認。留まった場所がこちら。うーむ、枝が…。後頭部に白い部分があるように見えます。

枝だらけですが、まず虹彩は黄色だと分かります。眉斑はちょっと判断できませんが、明瞭では無さそう。そして胸横は橙色を帯びています。

ハイタカでしょう!

飛んだ!っと思って撮ったのがこのショット。うーむ。相変わらず残念なので、オオタカ幼鳥のおまけ情報としてアップしました。
オオタカ基本情報
- オオタカ 漢字:蒼鷹、大鷹 英名:Northern goshawk
- タカ目タカ科ハイタカ属
- 全長:雄50cm 雌58.5cm 翼開長約:100〜130cm
- 留鳥として九州以北 南西諸島では冬鳥
主な特徴
一般的に見られるオオタカは亜種オオタカ。体上面は暗青灰色で、体下面は白で黒く細い横斑がある。虹彩は黄色で脚も黄色。目先から後方へ黒い過眼線と、白い眉斑が目立つ。雌雄同色だが、雌はひとまわり大きく、羽がやや褐色を帯び、腹部の横斑も少し荒い傾向がある。幼鳥の上面は褐色味が強く、体下部は縦斑になる。翼指は6枚。
ハイタカ
- ハイタカ 漢字:鷂、灰鷹 英名:Eurasian Sparrowhawk
- タカ目タカ科ハイタカ属
- 全長:雄30〜32.5cm 雌37〜40cm 翼開長:60.5〜79cm
- 留鳥として四国以北、九州以南では冬鳥。