チュウサギ@コオロギを食す
この1枚でチュウサギ確定。コオロギを啄んでおりました。ダイサギ、コサギに比べてチュウサギはちょっと登場頻度が少ないのでエントリーいたします。
チュウサギ初秋の田んぼにて
チュウサギは、みどりの鳥地域には、夏後半から初秋の田んぼや河川に現れます。見分けポイントの一つである、黒い脚ですが、夏にいる亜種チュウダイサギも脚が黒なので、ややこしいです。
遠目だと、大きさや体格(スタイル)で見るしかないのですが、口角が確認できれば、確実に判断可能です。
ん?また頭部にアホ毛が? 食べているのはコオロギです。
なんとなく、夏羽から冬羽へ、入れ替わっている感じ? 換羽中でしょうか。
忙しく、そして週末に仕事が重なり、なかなか探鳥できなかったのですが、ちょうど野鳥もあまり見れない時期、ということもありました。
秋に向けてみどりの鳥地区にも、続々渡り途中の鳥、冬鳥の足並みが聞こえてきております。
チュウサギ基本情報
- チュウサギ 漢字:中鷺 英名:Intermediate Egret
- ペリカン目サギ科コサギ属
- 全長:65〜72cm 翼開長:105〜115cm
- 夏鳥として本州以南(北海道でごく一部) 西南で一部留鳥 南西諸島では冬鳥
主な特徴
コサギ、チュウサギ、ダイサギと白鷺類の中で、ちょうど中くらいのサイズ。雌雄同色で夏羽の嘴は黒く、冬羽では黄色。若鳥も嘴が黄色く、個体差があるが先端が黒くなっているものも多い。虹彩は薄黄色で脚は黒。婚姻色時に、嘴の付け根や目先が鮮やかな黄色になり、虹彩も赤っぽくなる。嘴の口角は目の下で止まる。ここを超えるのはダイサギ。
主な行動
コロニーを作って繁殖する。みどりの鳥地区では河川や田んぼなどで見られるが、ダイサギ、コサギに比べると頻度は少ない。地面にいる昆虫やカエル、トカゲなどを捕食する。